唱歌とアンパンの関係について

５年前から、松山の「子規記念博物館」で、「道後寄席」というイベントをプロデュースしています。毎月一人、面白い人を呼んで、面白い話をしてもらったり、芸をしてもらったりという企画で、いままでに、中村吉右衛門、イッセー尾形、立川志の輔、筑紫哲也、谷川俊太郎、竹本住大夫、クミコ、いっこく堂、小沢昭一、阿川佐和子、柳家小三治、中村メイコ……といった人たちに、無理を言って来てもらいました。

１回３千円の前売券が毎回あっという間に売れてしまうという、いまや松山の名物イベントになっているのですが、先日はぼくの出番だったんですね(自分で自分を起用してるんだからイイ気なもんですが…）。で、ことしの通年テーマが「明治を歩く」ということだったので、「唱歌の誕生」というテーマで、松山少年少女合唱団の歌つき講演（というより漫談）をしてきました。（ぼくの話はともかく、この合唱団の歌はすばらしかった！）

なんて言いながら、実はぼく、唱歌のことなんか何も知らない。で、数日前からにわか勉強をしたんですが、いやア、唱歌の歴史って面白いんですね。ご存じの方も多いと思いますが、ぼくには「へえ！」と驚くことばかりでした。
とくに驚いたのは、唱歌はアンパンだってこと。いえ、そんなことはだれも言っていないんですが、いろんな資料を見ているうちに、ぼくはそういうことを発見してしまったんですね。

唱歌はアンパンである。

「またしてもあんこかよ、あんたも好きねえ」とお思いでしょうが、まあ、おひまだったら聞いてください。
え？　いまはいそがしい？
じゃ、本論は次回に。

コメント 7

唱歌はアンパンである…！うまいですね。

アンパン、といえば自分の中ではほんとに素朴なイメージがあるのですが、唱歌・童謡と通ずる素朴さがあるようです。

かの木村屋さんが、あん入りまんじゅうを「パン」として表現したアイデアはまさに秀逸だと思います。
by 銀鏡反応 (2008-12-12 22:24) 

しょうか、アンパンは、消化がいいんだ。

唱歌はいいですね、、、。次回が楽しみ！

子規記念館は、大好きです。
坂の、、、、、はちょっと、消化できてません。
は、おいて、

息子に道後寄席を　しょうか　いしとこ。


by とくさん (2008-12-13 00:30) 

”唱歌はアンパンである。”

パンがドレミで、アンは日本語ってことでしょうか？
？？？、ともかく次回が気になります。

ところで、アンパンマンはどちらのアンなのだろう。
by あかみどり (2008-12-13 08:59) 

道後寄席！立て札をみてびっくり。これで３千円なら、私も前売りを買いに走ります。イベントのあとはゆっくりと坊ちゃんの湯につかり…。いいなあ。

唱歌はアンパンである。ちょっとピピーンとくるものが。わたしの予感が正しければ、君が代もアンパンなんじゃないかと。

次回が楽しみです。
by rio (2008-12-13 09:38) 

道後寄席の講演者は凄いメンバーですね。
今は松山に住んでいないのが残念です。
松山少年少女合唱団の歌が素晴らしかった
話題にちょっと思い出しました。
愛媛大学附属小学校か中学校だったか昔、合唱団
のコンクールで優秀していたことが
ありました。私が通った東高校も
付属中の流れでコーラスはレベル高かったです。
松山は俳句、文学だけではないですね。
by シギー (2008-12-13 18:37) 

天野さん、こんにちは。

あぁ～　また、始まっちゃった･････　"あん"話。（笑）
どっからでも、"あん"に繋げますね（笑）
「ホント、"あん"たも好きねぇ～」　(^_^;)

唱歌ではないですが、やなせたかしさんの書かれた『アンパンマン』の歌詞もなかなか味わい深いですよ。
（お暇な時にでも･･･ご参考まで。　http://takoweb.com/~mebi/text/2006/anpan.php）

by 手負いの子ジカちゃん (2008-12-14 15:35) 

「銀鏡反応」さん。
アンパンは本当に偉大なアイデアです。それだけで、銀座木村屋は不滅です。

「とくさん」さん。
ダジャレがお好きですね。しょうかしょうか。

「あかみどり」さん。
おめでとう、正解です。

「rio」さん。
どんな予感だったか、興味がありますね。

「シギー」さん。
松山少年少女合唱団」の指導者は、付属の合唱団を育てた先生です。

「手負いの子ジカちゃん」さん。
なにせ、あんころ爺ですから。







by あまの (2008-12-15 20:52)