絵の話・字の話 [ことばの元気学]
下は、谷内六郎さんの「北風とぬりえ」の中の「白い坂道」という章の絵です。
で、その下は、谷内さんが書いたその章の原稿の1枚目、手書きのものです。
当時はワープロなんてなかったし、あっても谷内さんは使わなかったでしょう。
で、その次のブロックは、同じ原稿を印刷用の文字で組んだものです。
上は明朝体、下はゴシック体です。
つまり、一つの絵に、原稿を3種類の書体で 並べてみたわけですね。
何故、こんなことをするのか。
ま、隠居はヒマだから、ということもあります。
が、それだけじゃない。
絵と字の働きを、いろいろ考えてみたかったんです。
たとえばいま、絆、絆って、
やたらに「絆」って言葉が使われているけれど、
「絆」ってゴシック体で叫んだって生まれるもんじゃない。
手書きの文字が持っているような手触りのある言葉の力が、
本当の絆を生むんじゃないか、とか。
でもなあ、そんなこと、1人で考えていたって面白くない。
で、それを一緒に考えてくれる、すばらしい人見つけました。
ぼくがとても信頼し、尊敬しているデザイナーの葛西薫さんです。
というわけで、
こんどの日曜日、17日の夕方6時半から、青山ブックセンター本店ホールで、
葛西さんとトークをします。
内容は、谷内さんの「北風とぬり絵」の絵について。そして字について。
きっと面白いと思います。
何よりもぼく自身、葛西さんとしゃべれるのをとても楽しみにしています。
それにしても、谷内さんの作品はすごい。
谷内さんの描いた世界には、ぼくらが忘れてはいけないものがいっぱい詰まっている。
ぼくはそう思っています。
お申し込みは青山ブックセンターのHPで
で、その下は、谷内さんが書いたその章の原稿の1枚目、手書きのものです。
当時はワープロなんてなかったし、あっても谷内さんは使わなかったでしょう。
で、その次のブロックは、同じ原稿を印刷用の文字で組んだものです。
上は明朝体、下はゴシック体です。
つまり、一つの絵に、原稿を3種類の書体で 並べてみたわけですね。
何故、こんなことをするのか。
ま、隠居はヒマだから、ということもあります。
が、それだけじゃない。
絵と字の働きを、いろいろ考えてみたかったんです。
たとえばいま、絆、絆って、
やたらに「絆」って言葉が使われているけれど、
「絆」ってゴシック体で叫んだって生まれるもんじゃない。
手書きの文字が持っているような手触りのある言葉の力が、
本当の絆を生むんじゃないか、とか。
でもなあ、そんなこと、1人で考えていたって面白くない。
で、それを一緒に考えてくれる、すばらしい人見つけました。
ぼくがとても信頼し、尊敬しているデザイナーの葛西薫さんです。
というわけで、
こんどの日曜日、17日の夕方6時半から、青山ブックセンター本店ホールで、
葛西さんとトークをします。
内容は、谷内さんの「北風とぬり絵」の絵について。そして字について。
きっと面白いと思います。
何よりもぼく自身、葛西さんとしゃべれるのをとても楽しみにしています。
それにしても、谷内さんの作品はすごい。
谷内さんの描いた世界には、ぼくらが忘れてはいけないものがいっぱい詰まっている。
ぼくはそう思っています。
お申し込みは青山ブックセンターのHPで